ハッカソン参加で気をつけるべきこと
フリーランスとして活躍するエンジニアがハッカソンへ参加する際は、いくつかの点に注意しておく必要があります。開催当日に成果を出しやすくするためにも、以下のポイントを踏まえてハッカソンへ臨むと良いでしょう。
事前の準備が大切
ハッカソンには、企業内で実施されるクローズドなものもあれば、有名どころのIT企業が主催する比較的に認知度の高いオープンなものもあり、多くのエンジニアやデザイナー、マーケターなどが参加します。フリーランスのエンジニアの場合、後者のオープンなイベントへの参加がほとんどでしょう。ハッカソン自体は、1日から長くても1週間ほどの開催で、アイデアを出して企画開発し、成果についてプレゼンテーションを行うまでに大変短い期間が設定されています。決められた期間内で、ゼロからプロダクトする醍醐味はありますが、短期間で制作物を完成させなければならないというハッカソンの特性を考えると、ある程度の事前準備は欠かせません。
ハッカソンは通常、事前に題材が与えられています。そこで、ハッカソンへの参加を決めたら、まずは題材を確認し、それをもとにアイデアを出しておくと良いでしょう。参加するハッカソンによっては、チームを組んで申し込むタイプと、申し込んだ後に当日チームが組まれるタイプがあります。もし事前にチームを組める場合は、当日までに何を作り、誰がどの担当をするのかなどを話し合っておくと良いかもしれません。
一方で、開催当日にチームを組まれる場合は、自身のアイデアをしっかりと伝えられるようにある程度のプランを立てておくことで、アイデアが煮詰まり時間切れとなる事態を免れることでしょう。
チームビルディングも大きな要素に
そうした、ハッカソン開催前にプランを準備しておくことに加え重要なのが、チームビルディングです。複数人で短期間のうちに成果を上げる必要があるため、いかにチーム内で目標と価値観をすり合わせ、チームワークを発揮できるかが鍵となります。
アイデアのブレスト段階では、チームメンバーへ敬意を払い、出たアイデアに対して否定せず、お互いを肯定して拾い上げ、ポジティブな雰囲気の中でなぜできないのかや、どうやったらできるのかを考えると、自分では思いもつかなかったモノづくりを体験できるかもしれません。ハッカソンでは、チームビルディングも納得に行く成果を出すための大きな要素だと言えます。
プレゼンテーション能力が問われる
ハッカソンの最後には、完成した制作物を発表するプレゼンテーションの場が与えられます。審査の結果、表彰され賞金がもらえるイベントもあり、できれば魅力的にプレゼンテーションを行いたいところです。
開催期間が短いハッカソンの場合、予めプレゼンテーションの目的をしっかり持って挑まないと、的確なポイントを突いた内容を伝えることができず、ただの発表になってしまいかねません。ハッカソンでプレゼンテーションする目的は、単に制作物の紹介ではなく、聞いた人にその制作物を欲しいと思わせて投票させること。つまり、いかに聴衆を惹き込めるプレゼンテーションをするかが重要です。押し出したいポイントばかりを淡々と話すのではなく、聴衆が共感するようなストーリーを意識し、シンプルにまとめてプレゼンテーションすると良いでしょう。
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ハッカソン参加で気をつけるべきこと
フリーランスのエンジニアがハッカソンに参加する際、気をつけるべき点がいくつか挙げられます。まず、ハッカソンは開催期間が短いという特性を理解し、事前にプランを立て準備をしておくことが望ましいです。開催前に題材を確認し、ある程度の構想を練っておくことで、イベント当日にアイデアが煮詰まり時間切れとなる事態を免れるでしょう。また、ハッカソンで成果を出すためには、チームビルディングとプレゼンテーションも重要だと言えます。
エージェントを活用して新しい案件に挑戦
ハッカソンで得た経験を活かせる案件探しに、エージェントを活用するのも1つの手です。というのも、エージェントが保有している案件は、エンジニア個人が自力で営業をしても獲得できないものが多く、好条件が揃った非公開案件と出会える確率が高いからです。案件の紹介以外にも、エージェントではさまざまなサポートを行っており、本業に専念するためにも使わない手はありません。ここでは、「レバテックフリーランス」ほか、信頼できるエージェントを紹介します。
大ブームになっている理由
世界中のエンジニアにはおなじみの「ハッカソン」が、日本で大きなブームになっています。もともとはエンジニアが短期間で新しいものを開発するイベントだったものが、非エンジニアの参加によってさまざまなものを生み出せる場になりました。本来の目的であるイノベーションだけでなく、社会問題の解決策を模索する場や人材発掘の場として利用されるなど、日本独自の形になって全国に広がるハッカソンは、フリーランスエンジニアならぜひ注目したいイベントです。